大正時代年表

大正時代の年表

大正時代とは1912年7月30日から1926年12月25日の15年間。
大正時代は、世論が政府を動かす時代の到来となり、大正デモクラシーによる普通選挙が実現した。
普通選挙による政党政治は腐敗しており、その金権政治体質は、国家主義者と軍部が台頭する大きな要因となった。
また、日本では関東大震災が起こり、多くの犠牲者を出している。
世界では史上初の世界大戦である「第一次世界大戦」が勃発している。
この戦争が、続く第二次世界大戦へと続く多くの禍根を残している。

西暦主な出来事
1912年 7月 明治天皇崩御 大正と改元
8月 鈴木文治らが「友愛会」を結成する(労働者団体)
9月 乃木希典 殉死
12月 第一次護憲運動
1913年 2月 大正政変
民衆デモ、議院を包囲
6月 軍部大臣現役武官制度を撤廃
10月 中華民国承認
12月 立憲同志会(「桂新党」構想の具体化)設立
1914年 1月 シーメンス事件
ドイツ帝国のシーメンス(企業)が日本海軍へ賄賂
7月 オーストリア、セルビアに宣戦布告
第一次世界大戦(〜1918年)勃発
毒ガス・機関銃・火炎放射器・戦車・潜水艦・飛行機などが使用され、犠牲者は約1000万人となる
8月 日英同盟を理由に、日本は対ドイツ宣戦布告
10月 日本はドイツ領の南洋諸島(マリアナ諸島(サイパンなど)、パラオ諸島、カロリン諸島、マーシャル諸島)を占領する
11月 青島の戦い
日本・イギリス帝国がドイツ帝国の租借地である中華民国山東省の青島を占領する
1915年 大戦景気
第一次世界大戦の影響で輸出が増え、好景気となる
1月 中国に対し二十一箇条の要求
2月 無制限潜水艦作戦
ドイツの潜水艦作戦 米国の世界大戦参戦の契機となる
5月 中華民国政府は二十一箇条を受諾
1916年 国産の軍用航空船「雄飛(ゆうひ)」が飛行に成功する
1917年 3月 ロシア革命(2月革命)
皇帝が廃位してロシア臨時政府が樹立
4月 第一次大戦 米国がドイツに対して宣戦布告
11月 ロシア革命(10月革命)
世界初の社会主義国家「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国」が樹立
1918年 8月 シベリア出兵(アメリカの要請)
米騒動勃発 全国各地に急速に波及
11月 第一次世界大戦終結
12月 在シベリア日本軍の撤兵を決定
1919年 1月 パリ講和会議
2月 普通選挙期成同盟、各地で起こる
3月 三・一独立運動 - 朝鮮での独立運動(主要人物33人は宗教関係者)
4月 パリ講和会議、山東省におけるドイツ利権を日本が継承することを承認
5月 選挙法改正、直接国税三円以上の男子に選挙権を付与
五・四運動 - 中国でパリ講和会議に反対した反日・反帝国主義運動
6月 ヴェルサイユ条約 第一次世界大戦の講和条約
  1. ドイツは植民地・国外利権の放棄
    膠州湾租借地は日本が継承
  2. ドイツは南洋諸島を日本に譲渡
  3. ドイツは連合国に賠償金1320億金マルクを支払。
※賠償金に関しては2020年に完済予定。
1920年 1月 国際連盟発足
日本、常任理事国として加盟
1921年 11月 原敬首相、東京駅頭で暗殺
皇太子裕仁親王、摂政就任
海軍軍縮のためのワシントン会議開催(日英米仏伊)
12月 日英米仏四カ国条約成立
日英同盟廃棄
1922年 2月 九カ国条約
ワシントン海軍軍縮条約締結
主力艦保有量を米・英・日=5・5・3の比率
3月 全国水平社が結成される(部落解放運動)
4月 日本農民組合が結成される(農民運動)
6月 シベリア派遣軍撤退完了
7月 陸軍で「山梨軍縮」進行
日本共産党、非合法に結成
9月 立憲国民党解党
10月 イタリアでムッソリーニのファシスト党によるローマ進軍
ムッソリーニ内閣成立
12月 ソビエト連邦成立
1923年 9月 関東大震災
京浜地区に戒厳令が敷かれる
12月 虎ノ門事件
社会主義者の難波大助が昭和天皇を狙撃
1924年 第二次護憲運動
5月 第十五回総選挙
護憲三派圧勝、憲政会が第一党となる
1925年 1月 日ソ基本条約締結
4月 治安維持法公布
社会主義・労働運動・自由主義などのあらゆる弾圧
5月 普通選法公布
選挙権は25歳以上の男子(国税による制限なし)
1926年 12月 大正天皇崩
昭和へと改元

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