ソ連はなぜ崩壊したか？

チェルノブイリの原発事故

ソビエト連邦を崩壊に追い込んでいく要因として、様々なものがあった。
代表的なものでは1986年4月、ゴルバチョフ政権がスタートした翌年に起こったチェルノブイリ原発事故が挙げられる
世界の原発史上初の大事故であり、ゴルバチョフ政権にとっては大変な打撃となった出来事である。
さらに、チェルノブイリの原発事故による放射能漏れを最初に察知したのはソ連ではなく、なんと外国であるスウェーデンの観測所であったため、ゴルバチョフはこれは国家的な敗北だと認識する。
これ以降急速にソ連の政治的権威が低下し、ソ連の技術、社会組織に対する信頼感が一挙にくずれていった。

管理人のコメント

参照：http://rodo.info/oldsite/bulletin/bn/0311/soviet2.html

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ソ連ではいくら働いても、お金は自分のものにならない

私有財産を認めない共産主義国家では、いくら働いても仕事の成果が自分のものにならないので、労働意欲がわかず、効率・生産性が悪く計画経済が破綻。一部、市場経済を導入するなどの対策も講じられたが、経済はさらに混乱した。
共産党一党支配を否定し、大統領制を導入した。しかし、結局は共産党で内部の対立が出来上がってしまう。その結果、保守派が大統領を監禁しクーデタを起こす。しかし、ロシアのエリツィンの指導で民主化を求めるモスクワ市民が反対してクーデターは失敗。
エリツィンはソ連政府の所有物をロシア共和国の管轄下に入れると宣言し、その後ソ連は崩壊した。

参照：http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6103011.html

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